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ウクライナの軍事的劣勢は今後の事態を左右する重要な事ですが、一般市民の犠牲者が増え続けるのが確実である、というのも非常に懸念するべき事です。
 すでに多くのウクライナ人がそうしているように、西のポーランドやルーマニアに脱出して難民になるのか、ウクライナ政府の呼びかけに応えて銃をとって抵抗運動を続けるのか、ロシア占領下の日常を不安と共に生きることになるのか、選択を迫られています。
 ロシアの占領統治は生やさしいものではないでしょう。抵抗するウクライナ人は、収容所送りになり、処刑もされるでしょう。大変な人数になるはずです。
 ロシアの占領統治はアメとムチを使い分けるので、ひたすら従順であれば、ロシアに取り立てられもするでしょう。
 しかし、ウクライナの経済全体は壊滅的な打撃を受けます。傀儡政権は、ロシア政府と共に経済制裁の対象となるでしょう。小麦の輸出もできるかどうか。
 石油、天然ガスと共に、穀物の価格も世界的に値上がりしていきますが、その影響は、アジア、中東、アフリカまで波及していきます。
私の記憶の中には、1968年ごろソ連は中国を侵攻しようとしていました。
その前には同じ社会主義体制を取っているハンガリーなどに軍隊をいきなり派遣したことがありました。
その後にはアフガンの侵攻もありました。
ウクライナは民族、文化などロシアともっとも近いが、ロシアをほんとうに理解していたのでしょうか。あるいは、欧米の利益、政治狙いのためにあえてロシアを挑発したのでしょうか。
今となると、さっそくアメリカ、英仏などの国はウクライナに軍隊を数十万人展開し、あるいはロシアの軍事施設にミサイルなどで攻撃していくという可能性はほとんどないようですが、
ロシアを挑発してきたウクライナは最終的に何を得たでしょうか。侵攻を受けてからますますNATOに入る気持ちが強くなり、最終的にNATOの一員になっていくでしょうか。