オムロンが医療情報のJMDCと資本提携、1119億円で株取得
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ヘルスケアデータプラットフォームの強化、ソリューションの開発、海外販売がメインの資本提携のようです(JMDCプレスリリースより)。JMDC視点では、オムロンの海外販売力を期待しているとのこと。海外でも価値が出せるソリューションであることが証明されるといいですね。
”また、「データ」「デジタル領域」に強みを有する当社と、「デバイス」「グローバル」に強みを有するオムロンとは異なる強みを有しており機能補完性が高いことから、当社にとってより早期に理念の実現を目指す上で、重要なパートナーとして考えておりました。”オムロンがJMDCの株式33%を筆頭株主ノーリツ鋼機から市場外相対取引で取得すると発表しました。ノーリツ鋼機はオムロンに株式売却後、JMDC株の保有比率は15.68%になります。直近の診療報酬改定などに伴い、JMDCが保有する医療データ、診療データを使って新たな事業展開をしていくのでしょうか。
オムロン プレスリリース:https://www.omron.com/jp/ja/ir/irlib/pdfs/20220222j.pdf
JMDC プレスリリース:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120220222594030.pdfオムロンがJMDCの筆頭株主になるのですね。
個人的には、JMDCの親会社であったノーリツ鋼機の、選択と集中のスピード感に驚きました。
ノーリツ鋼機は、ヘルスケア分野の中でも、成長性が高い、バイオ関連やICT等の複数の会社に対して資本業務提携をしています。
が、見極めも非常に早いです。確か人口骨のエム・エム・ティーは買収後1年半で売却したはず。
これだけ早いスピード感で買収と売却を繰り返す事業会社は、聞いた事がありません。
売却益を元に、更に投資を進めていくものと考えます。