北欧、コロナ規制ほぼ解除へ=ワクチン接種で死者増えず
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広大な国土に際して人口が養えない土地、つまるところ、そうした(少なくとも過去の)事実がマルサス主義的な死生観として根付いており、天命は天命で受け入れるという価値観が社会の根底にある様にも思います。この点、きちんとした歴史への理解「力」が必要でしょうか。的外れな皮肉は、発言者の格を良く物語るものです。
重要なのは、世論が後押ししているということです。さらに言えば、政治家やメディアが国内でそうした世論醸成を促したということです。同じ規制を繰り返すのは無難で容易ですが、そのループから抜け出すためには、成熟した政治と社会が必要です。
日本でも一刻も早くそうした議論が冷静に行われて、社会的な合意が得られることを願います。高いワクチン接種率が前提だからこそこの決定ができたというコメントもあるようですが、日本は世界最速ペースで最高の接種率に駆け上がった直後(日本の21年Q4が相当)も常に「第6波」懸念を煽り、要諦と分かっていた病床は拡張せず、正常化のためのロードマップを示すこともしませんでした。
残念ながら1日100万回打っても北欧にはなれないと思います。そもそも手段が目的化しており、正常化すれば支持率が落ちるという前提がある以上、どうにもならないと思います(本来はそうした世論を修正し、適切な方向へ導くのが政治の在り方だとは思うものの)。通貨や株、そして日本が依存している外国資本が日本を見限るような局面になって初めて気づくのかもしれません。