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ロシアのウクライナへの侵攻は、2014年から続いています。
ロシア軍が、クリミア半島を占領するとともに、東部のドンバス地域にもロシア軍やロシア傘下の武装勢力(コサックや
チェチェン兵など)を送り込んで、支配地域を広げています。小規模な戦闘も日常的に行われ、これまで1万人以上が死亡し、20万人以上のウクライナ人が、それまで住んでいた場所から追いやられました。
 いわば、移民をどんどん送り込んで、その中に戦闘員も混ぜていて、やがてここは伝統的な自国の領土だ、と主張するようなやり方です。ウクライナ東部住民にロシア国籍のパスポートもばらまいています。
 8年以上かけて準備されてきたことですが、今言われている侵攻、というのは、その総仕上げというべき段階に入るのではないか、ということです。ウクライナの西部まで実質的な支配下にいわれるのが目的であろう、と見られています。
 8年以上のロシアの準備は、大変な手間とコストをかけたもので、今さらウクライナから手を引く、ということは考えにくいでしょう。
政治的な分析は識者にお任せしてとりあえず軍事的な分析をしてみましょう。
通常ウクライナ国境や配備されているのは3軍集団ですが、本日現在でロシア、ウクライナ国境に集結しているロシア軍の数は10軍集団、4個軍100戦術大隊、約8個師団です。
この大部分は虎の子の機甲師団で、ロシアで最も強力な戦力を有しています。
これは全ロシア軍の役8分の1に当たる兵力であるだけでなく、戦力的には精鋭を集めた強力な部隊群です。

これだけなら単に戦力を移動させて圧力をかけているだけなのですが、この数週間でロシア軍は補給部隊や衛生部隊、更に占領地を守る為の保安部隊を国境後方に移動させています。
これは一般的にはいつでも戦争のできる臨戦体制を意味します。

今回ロシアは東部のドンパス全面だけでなく、北はベラルーシ、南はクリミア、西はトランスリストリアに広く部隊を集結しており、どこから侵攻されるか悟られない体制をとっています。

いわゆる外線作戦の構えで、これに対応するためにウクライナ軍は広く部隊を分散させて守らなければなりません。
これは優勢な軍だけが取れる必勝の構えです。

ロシアとしてはこの構を見せるだけでウクライナを圧倒でき、外交的なアドバンテージを得ることができます。
ただ伝家の宝刀は本気で抜く構を見せてこそ効果のあるもの。
ロシアのことですから、その辺は十分熟知していて、どうせ構えだけだろうと侮るわけには行きません。

7対3で衝突には至らないというのが自分の見立てですが、少なくとも軍事的にはいつ侵攻があってもおかしくないという点も十分考慮すべきです。
ロシアの一般市民がどう考えているのかが興味あるなあ。

留学時代にロシア系ウクライナ人の友人がいました。彼女は国籍はウクライナだけどアイデンティティとしてはロシア人。何人と聞かれたらロシア人と答えてた。なんかの時に、ロシアに自分の出身地を占領してほしいと言ってて、当時はジョーク半分かなと思ってたけど今から思うと100%本音だったのだと思う。
しかし、本当にウクライナに侵攻して支配するのであれば、十万人程度の兵力ではちょっと足りない気もする。当然ながらウクライナは占領後も強く抵抗するだろうし、ゲリラ戦となったらイラク戦争などと同じ轍を踏むことになる気がするが。
下記の記事の見出しは、「ウクライナ:脱エスカレーションの時?(Ukraine : le temps de la « désescalade » ?)」というものである。マクロン仏大統領とプーチン露大統領は、金曜日の電話インタビューで「脱エスカーレーションの必要性」に同意したということである。
https://www.ledauphine.com/politique/2022/01/28/ukraine-le-temps-de-la-desescalade
ウクライナは、政治系Youtuber及川さんがわかりやすい。
・米国軍需産業が仕掛けた罠、儲かる米国軍需産業。ウクライナNATO加盟は誰も特にならない。
・ウクライナ内部にロシア住民を襲っている国の下部組織がある。武器は西側のもの。ロシアはロシア系住民の保護を求めている。
など。
ウクライナのNATOに加盟するとロシアのパイプラインを廃止しますので、ウクライナの経済的損失は大きく、NATO加盟の意味はあるのか?
ロシアはウクライナ国境に、モスクワからわずか800kmの場所に米国の核兵器を置くことを嫌がっている。では、反対にキューバにロシアの核兵器を置くと、米国は反対しないのか?
他国で米国の住民が襲われると米国は保護に乗り出さないか?
など、いろんな見方がありますね。
あと、映像で見るロシア軍の戦車とかミサイルの映像とかありますが、NATOのものが結構あります。印象操作とも思える報道ですね。
ロシア側の発表はまったくありません。
ウクライナとの戦闘ではなく、どうも今の報道を見ると、ロシアと米国との闘いのようです。
30年前、ソ連を崩壊させて、ロシアも西側の一員になったのではありませんか。
しかし、ソ連時代とまったく同じくロシアろ米国はあまり仲良くならないですね。
あとはプーチン大統領の決断を待つのみとなった。
戦争に代表されるような、対立構造が起きている際の発言や発表は常に印象操作や宣伝作戦の要素を伴います。いまにも地上戦が始まりそうな雰囲気の言葉が踊っていても、それは外交努力で譲歩を引き出したり落としどころを探ったりするための材料である場合も少なくなりません。対立構造の両側の、できるだけ多くの情報に触れて全体の絵をとらえる、という読み方が大事です。
「軍事侵攻を実施する能力をすでに整えた」であって、軍事侵攻の準備を整えた訳ではありません。

お互い牽制しているだけで、米ロが直接衝突することはあり得ないでしょう。

お互いそこまでバカじゃないでしょうから。