北朝鮮 “短距離弾道ミサイルと推定の2発を発射” 韓国軍
NHKニュース
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中朝の貨物列車輸送が再開したばかりで、さすがに北京冬季オリパラの期間中は発射しないだろうから、五輪開幕までに追い込みをかけているように見える(競技開始は2月2日)。もし北京冬季五輪の期間中に発射したら、コロナで難しくなったと言われている中朝の連携に懸念を持たざるを得なくなってくる。
今回は海上保安庁の警報もなかったので、距離が短いだろうと思っていましたが、韓国軍の発表では最大高度20km、飛翔距離190kmだったとのこと。
最初は対艦巡航ミサイル金星3かと思いましたが、弾道軌道であったことから、KN-09 8連装300mmロケット砲の可能性が高そうです。(つまり弾道ミサイルではない)
海上保安庁が警報を出さなかったのは、ロケット砲の演習だと判断したからでしょう。北京冬季五輪開催だろうが、韓国大統領選挙で韓国の対話優先派が苦戦していようが、バイデン政権が北朝鮮との対話を模索していようがおかまいなしで、北朝鮮は軍事の論理でミサイルを打ち続ける。新型ミサイルの性能向上と、ミサイルを担当する戦略軍を率いる国務委員の思惑と、金正恩時代の目玉はミサイル開発であると信じる金正恩総書記の方針が一体となって北朝鮮はミサイルを発射し続ける。