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関東の雪の予報が外れやすい理由

モダンタイムス
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注目のコメント

  • 国内航空会社 気象予報士

    確かに日本は世界有数の豪雪地帯と言えるでしょう。たとえばシベリアや北米などのほうが寒く、雪が多いイメージがあるかもしれませんが、それはただ雪が融けないだけで降雪量が多いというわけではありません。ですから、新鮮な雪を求めて世界中からスノースポーツをやる人たちが集まるわけです。
    関東の雪については確かに予報の不確実性が大きく、毎度のように気象界隈では数値予報モデルに振り回されていますが、それは「本来雪が降らないような場所なのに、割と奇跡的な現象が発生して雪が降っているから」ということができます。その奇跡的な現象まで予測するにはまだ現代の数値予報モデルが追いついていない、ということになります。
    何が割と奇跡的かというと、広い平野の北東から冷たい気流が入りやすく、かつ西側に山脈があるような地形では地上付近に寒気が溜まり、これが本来降るはずのない雪を降らせることによります。世界的には米国東海岸でも同様の現象が発生することがありますが、低気圧が強く発達する必要があるため日本の関東地方ほど繊細ではありません。大雪となりそうな時にはあらかじめわかります。日本では十勝平野も同様の構造がありますが、十勝の場合には高緯度のため冷えていることも多く、もともと雪として降ることが明らかな状況であることも多いためあまり問題とはなりません。

    記事中にあるように、昔は「低気圧のコースが大事だ」というように言われていましたが、気象研究所で改めて調べたところコースよりも低気圧が発達しているかどうかのほうがよほど重要なファクターであることがわかっています。低気圧が発達していれば降水が広い範囲に広がって地上付近の寒気をより大きく形成するほか、低気圧が発達していると低気圧北側からの寒気をより引き込みやすくなるということも言えるからです。また、低気圧本体ではなく関東沿岸に新たな前線や低気圧が発生して雪が降る場合もあり、これが関東の雪の予報をより困難にしています。

    現時点では関東地方で雪が降るか、降らないかという二元論だけで物事を考えるのはあまりにも極端と言わざるを得ません。本州の南岸を低気圧が通過するような状況や、あるいは週間予報で曇りや雨のマークになっていたら、一つ間違えば雪の可能性は当然あるよね、仮にそうならどうしようか、という視点で気象情報をチェックしていただければと思います。


  • 気象予報士

    日本の雪に関することが詳しく書かれていてとても分かりやすくと思います。太平洋側の雪は気温の誤差が1℃でもあれば雨になったり大雪になったりします。


  • 某上場企業 内部統制部門 部長

    当たるに越したことはないけど、ハズれてもそれはそれよねw

    雪に限らず、台風や大雨などの場合はどのタイミングで会社から出て自宅に帰るかを見定めますが、それは最終的には自分の直感だよね。

    東日本大地震の時も、会社の総務から退社OKが出た瞬間、みんなまごまごしていましたが私は即座に退社して自宅まで歩きました。

    最終的な決断は全て自分の責任でやる。天気予報などは事前情報として有用だけども100%アテにするものでもない。


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