インテル、米オハイオ州に半導体工場 2兆円超で建設へ
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Intelは、工場を米国だとオレゴン、アリゾナ、ニューメキシコに持っている。あとはアイルランドとイスラエル、大連で、オハイオは初めて。
他の拠点に近いわけではなく、またオハイオ自体があまり半導体バリューチェーンがあるイメージがなく、どうしてオハイオなのかが気になる。規模としては単一工場としてかなり大きく、関連する素材・装置企業などの誘致も必要になる。すでにバリューチェーンがあるところの方が、採用も含めてやりやすい。
Intelは政府からの補助金含めて最近自社を国策アジェンダに紐づけている中で、オハイオはスウィングステイトではある。
国策への紐づけについては①など、補助金については②など。
①https://newspicks.com/news/5740329
②https://newspicks.com/news/6279320これまで南部に集中していた半導体産業をラストベルトに持ってくる話。半導体不足と将来的な市場拡大からTSMC、インテル、サムスンが次々と工場を作っているが、それが一時的に供給過剰になる恐れもある。
1週間ほど前から、この話は噂になっていましたが、Intelはとうとう正式に発表しました。ミシガン州の隣りのオハイオ州はミシガン同様、自動車産業が盛んでしたが、ハイテクのIntelが来ることを誘致していたのでしょう。コロンバス市近郊に工場を作るそうです。プロセスノードは発表していませんが、自動車市場向けに作る製品を中心に作るのでしょう。バイデン政権が半導体支援することで、二つの工場設立を決めました。
CEOのPat Gelsinger氏は、オハイオが製造業がしっかりしていることを主張しています。すでにここの教育機関とも1億ドルのパートナーシップを結び、人材確保に動いています。今年の後半に着工し、2025年末に稼働させる計画です。