中国で大学・短大に進学する女性が男性上回る 勤労者の4割が女性
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私は中国の大学に勤めていますが、高学歴女性の多さは身をもって感じています。
依然コラム(※)でも触れましたが、「一人っ子政策」で男の子の出産が増え、男女比率が歪む中、女性の高学歴化に伴い、婚活市場でミスマッチが起こっています。結果として、高学歴女性の単身率が高まっています。
ちなみに、「歴史的役割を終えた「計画生育」の完全撤廃にとどまらず、将来的には「奨励生育」への転換もあるかもしれない」と指摘させていただきましたが、その直後の5月末に3人までの出産を認める方針を出し、「奨励生育」に舵を切った地方都市も出てきました。
人口問題は今後の中国を見ていくうえで、重要なファクターになってくると思われます。
※ 結婚できない?しない?「一人っ子」たち。中国の婚活・出産事情
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00109/00029/
注目のコメント
これ、本当に素晴らしいですよね。数年前から中国政府も積極的に女性の就学率を高めるための施策とモニタリングを実施していきています。そしてこのようにレポーティングしている事も素晴らしいですよね。
中国って本当に何かにコミットすると実現させちゃうところが強みですね。(怖さでもありますが)
最近、内閣府でも「理系女子を増やすためにはどうすれば良いのか」考え始めました。今は原因の分析に留まっていますが、しっかりと打ち手を考案し、改善にコミットできる体制を作らないとです。昨年の日本の大学進学率は男性は60%近く、女性も50%を超え短大を含めると女性も60%近くになっています。(様々なデータがありますが)
私が大学入学した1987年は4年制大学で男性35%女性13%程度でした。そう考えると教育の機会は拡大していますが日本の男女の賃金格差、正規雇用の壁、管理職登用は課題が大きいですね。
比べてみると日本の課題もクローズアップされます。