この連載について
NewsPicks人気連載が音声番組として復活。DMM.com亀山敬司会長がホスト役となり、毎回、経営者や文化人を招待。脱力系ながらも本質を突く議論から、新しいビジネスやキャリアの形について考えていく。
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この連載の記事一覧

【完結編】「亀っちの部屋」ゲスト49人、2年間の軌跡
NewsPicks編集部 310Picks

【DMM亀山×西村誠司】コロナを乗り越えた商売人の「ピボット力」
NewsPicks編集部 239Picks

【亀山×本田圭佑】改めて語る、僕が「経営」に熱中する理由
NewsPicks編集部 348Picks

【亀山×本田圭佑】まだ日本にない、投資の仕組みを作りたい
NewsPicks編集部 329Picks

【亀山×鹿毛】ヒットメーカーが語る「クリエイティブとは何か」
NewsPicks編集部 257Picks

【DMM亀山対談】誰も知らない「探偵業」の舞台裏
NewsPicks編集部 266Picks

【亀山×永井陽右】なぜ、命がけで元テロリスト更生をするのか
NewsPicks編集部 226Picks

【直言】途上国支援は「ビジネスで」やるべきだ
NewsPicks編集部 374Picks

【亀山×長坂真護】僕はガーナで「資本主義の正体」を見た
NewsPicks編集部 225Picks

【亀山×小林りん】ゼロから学校を作るとは、どういうことか
NewsPicks編集部 222Picks
ちなみに「Logic leads to a conclusion. Emotion leads to action」だいぶ前の国際学会で欧州の大手広告代理店のCEOの言葉です。
再現性については、自分は「普通の人」にとっては重要だと思う。というより「失敗確率が高い領域を避けられる再現性」とでも言おうか。成功の方が再現確率が低く、だから失敗の確率を下げることで、合計して期待値を上げられるというか。
自分のなかで、商人系の経営者(≠普通の人)は、過去の失敗経験などから元々その嗅覚を持っている。そのうえに、成功への嗅覚、それはタイミングよくリスクテイクしたり損切りすることも含めた嗅覚がある。そこはセンスとかクリエイティブとかリスク特性が絡むから再現性が低い。
一方で、再現性が低い領域で、似た形での失敗が多い。だからその経営者には見えていても、周りから見えないことが多く、過度なリスクテイクに見えることがある。でもこういう経営者には見えていて、また他がやっている失敗は「似て非なるもの」であることが多い。ここらへんは完全に経験は必要だが、経験だけで鍛えられない経営センスの領域なのだと思っている。
だから、自分含め大部分の普通の人は、明らかな失敗を避ける再現性を上げて、打席に立ち続けて結果を一定出し続けて、失敗しても心折れず、経験を積み重ねながら、一歩一歩「見えるモノ」を増やしてセンスが少しなりとも前に進むように地道に努力し続けるのが合理的。
社長と経営者は違う。その差はなにか - エステー会長 鈴木喬
https://newspicks.com/news/1396247
イノベーションはハッタリから生まれるのだ - エステー会長 鈴木喬
https://newspicks.com/news/1385261
【イノベーターズ・ライフ】独裁だから成功する。エステー会長・鈴木喬の暴れん坊人生
https://newspicks.com/news/1603110
音声で聴きましたが、笑って泣けるまじめな「亀っちの部屋」、とてもよかった。
「当てる勘」を高めるヒントも。
「真似せず、旅をして空を見ろ」