【亀山×鹿毛 後編】商売を「当てる方法」は存在するのか
- エステー鈴木喬会長に惚れ入社
- ロジックだけでは「心」を満たせない
- すごい人は「お手本」がいない?
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
「自分の都合のいいところだけ見て真似すると、逆に良くない気がするんです。」その通りだなあと思いました。自分の(会社)病気が何なのかもわからず、何かいい薬(成功している会社何やってますか)を求めることは、経営の世界ではとても多いです。
ちなみに「Logic leads to a conclusion. Emotion leads to action」だいぶ前の国際学会で欧州の大手広告代理店のCEOの言葉です。
エステーの鈴木会長からの採用エピソード、面白い。こういう商人系の経営者、亀山氏もそうだが、個人的には大好きで、鈴木会長については是非下記記事なども。
再現性については、自分は「普通の人」にとっては重要だと思う。というより「失敗確率が高い領域を避けられる再現性」とでも言おうか。成功の方が再現確率が低く、だから失敗の確率を下げることで、合計して期待値を上げられるというか。
自分のなかで、商人系の経営者(≠普通の人)は、過去の失敗経験などから元々その嗅覚を持っている。そのうえに、成功への嗅覚、それはタイミングよくリスクテイクしたり損切りすることも含めた嗅覚がある。そこはセンスとかクリエイティブとかリスク特性が絡むから再現性が低い。
一方で、再現性が低い領域で、似た形での失敗が多い。だからその経営者には見えていても、周りから見えないことが多く、過度なリスクテイクに見えることがある。でもこういう経営者には見えていて、また他がやっている失敗は「似て非なるもの」であることが多い。ここらへんは完全に経験は必要だが、経験だけで鍛えられない経営センスの領域なのだと思っている。
だから、自分含め大部分の普通の人は、明らかな失敗を避ける再現性を上げて、打席に立ち続けて結果を一定出し続けて、失敗しても心折れず、経験を積み重ねながら、一歩一歩「見えるモノ」を増やしてセンスが少しなりとも前に進むように地道に努力し続けるのが合理的。
社長と経営者は違う。その差はなにか - エステー会長 鈴木喬
https://newspicks.com/news/1396247
イノベーションはハッタリから生まれるのだ - エステー会長 鈴木喬
https://newspicks.com/news/1385261
【イノベーターズ・ライフ】独裁だから成功する。エステー会長・鈴木喬の暴れん坊人生
https://newspicks.com/news/1603110
亀山さんと鹿毛康司さんの対談、後編です。今回は商売の「当て勘」のお話。再現性を持って成功することは難しい。ではどうやったらその確率を高められるのか。お二人の真に迫った議論が光ります。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか