プラ12品目削減、4月から 事業者に義務化、新法施行
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これまでも先進的な事業者は使い捨てプラスチックの削減を自主的に実施していましたが、意識高い系とされる事業者が行っていたようなことが、4月からは全ての事業者で当たり前となります。
欧州の規制では特定の使い捨てプラスチックを流通禁止する方向で動いておりますが、それと比べると有料化・ポイント付与・代替素材への転換・意思確認・軽量化は、事業者の状況に合わせ柔軟に対応可能で、だからこそ各社の腕の見せ所でありつつも、工夫が難しいところであると思います。
ポイント付与や代替素材転換、使用済みプラスチックの回収リサイクル活動などは、各事業者で行うよりも、複数の事業者で連携した方が効率化され、生活者にも浸透しやすいと思いますので、事業者同士の横の連携にも期待しています。プラスチックごみ削減を目的とした新法「プラスチック資源循環促進法」に基づき、政府が事業者に対策を義務付ける使い捨て製品12品目を決定したとのこと。
これにより今年4月から、12品目の削減対策が義務付けられるそう。
普段からあまり考えずにもらっているプラスチック製品ですが、企業の削減と同時に消費者の意識を大事になりそうですね。
ご参考までにこちらもどうぞ：
資源エネルギー庁「カーボンニュートラルで環境にやさしいプラスチックを目指して（前編）」https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/plastics_01.htmlこれによりホテルアメニティ業界は戦々恐々としています。
元々日本のホテルは過剰競争で歯ブラシやコーム、櫛がないホテルは海外ではよくありますし、私も出張ではマイ歯ブラシを持参しています。
今後はSDGS志向のホテルが増えてくると思っていますが、日本の慣習はなかなか変わらないので無料アメニティではなく有料化したり、脱プラ歯ブラシや脱プラアメニティなどが出てくると思います。
すでに廃棄米を使った歯ブラシなども登場したり竹歯ブラシも出てきています。
