【岡田陽介】AIは、魔法から「幻滅期」に。これから重要なこと
- AIは「幻滅期」に入った
- それでもAIは進化している
- 本当のDXはビジネスモデルも変える
- 2022年は「AIの暴走」も
- リベラルアーツが重要になる
- 「難しい問題」と認め、考え続ける
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以前岡田さんと対談した際にもまさにここで述べられているリベラルアーツの重要性が話題に登ったものだ。
日本、特に東証マザーズ市場においては、その時流行りのテックバズワードを用いたシステム開発受託会社が実態に即さずバリュエーション高騰する世界でも稀に見る市場である。
不健全である事は言うまでもないが、結局のところミクロの投資家や経営者がその都度勝った負けたと右往左往するだけで社会的には大した大問題でもないのでそのまま放置されている。しかし本当に大問題ではないのか、というと、これにより諸外国でそうであるように健全なスタートアップが10年単位で本質価値を磨いてグローバル市場を獲得して超円単位のメガスタートアップとして新産業を築き国家の雇用や経済全体を牽引していく、という事に繋がりずらい一因となっている事は、実は社会的大問題だと私は政府委員会なども含めていろんなところで論じている。天才エンジニア岡田さんの議論はこれに通じるものがある。
融資FinTechの常套句は、AIを活用した審査モデルなので、従来の大手金融機関が貸せなかった人にも貸せる、です。
しかしその実態は、審査のイロハを無視して、独自アルゴリズムで作成したものが多い。ゆえに、貸倒れに押し潰されてしまう。AIという言葉に踊らされることなく、地に着いた利用が求められています。
それとAIによるブラックボックス化は金融サービスではむずかしい。説明責任があるからです。AIはなぜそう判断したのか、その理由を感度分析などで補足する必要があります。
2022年はAIの再定義の年になるのではないでしょうか。
あまり深く考えてこなかった分野・視点で、すごく勉強になり、視野が広がりました。
2016年頃に松尾先生に取材させていただいたことがありましたが、本当に丁寧にゼロから教えてくれました。その後、メディアがAIを持ち上げ過ぎたのも事実ですね。
AI技術は、進化し続ける。これは重要で、しっかり最前線を知っておかないといけないと再認識しました。
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