• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

北朝鮮「極超音速ミサイル」試射=不規則な軌道、新型か

17
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    今回の極超音速ミサイルと称するものと、昨年9月に試射された火星8号と称する極超音速ミサイルの違いは弾頭部分です。

    極超音速ミサイルは従来の弾道ミサイルと異なり、弾頭がグライダー状になっており、大気圏上層で弾頭を分離、そのまま超音速で滑空し目標を攻撃します。
    滑空弾は、超音速または極超音速で目標に向かうものの、弾道ミサイルと異なりグライダーのように飛行する過程である程度誘導が可能で、複雑な軌道を取ることができるため、従来の弾道ミサイルより遥かに迎撃が困難です。
    今回不規則な軌道と言っているのは、この滑空弾の誘導に成功したのかどうかという点で、これについては北朝鮮は成功したと発表しているものの、日米韓の軍事関係筋は今の所確認していません。

    今回も前回もロケットブースターは火星12号のものを流用した同一にものにもかかわらず、異なる種類の滑空弾頭を試験したところを見ると、まだ極超音速ミサイル自体は開発に成功しておらず、そのデータを取得するため、実際の発射を通じて、実用的な滑空弾の形状を色々と試しているものと考えられます。


  • 笹川平和財団 上席研究員

    防衛省の分析によれば、今回発射されたミサイルの最高高度は50キロメートル程度とのことですが、この高度だとある程度の大気が存在します。
    極超音速飛翔体はよく、低高度で機動して飛行経路を変えながら音速の5倍以上の速度で飛行する、と表現されますが、ここで言う「低高度」とは私たちが一般的に想像する低高度とは異なり、弾道ミサイルの弾道に比べれば低い高度という意味です。
    濃い大気中を極超音速で飛行し機動するのは非常に困難で、一般的に極超音速ミサイが機動するのは大気が薄い宇宙に近い空間です。最高高度50キロメートルで飛行させた極超音速ミサイルの機動性は高くないと考えられます。
    いずれにしても、極超音速飛翔体を開発した各国は、飛翔体の空力特性を繰り返し計算し、大規模な風洞実験装置で何度も実験し、実際の飛行実験を繰り返しました。北朝鮮が単独で極超音速兵器を開発するのは困難だと考えられますから、ロシア系の技術を何らかの手段で入手したと考えるのが妥当です。
    あとは時期の問題です。なぜ、この時期に発射実験を行ったのかについて、未だ納得のいく分析はなされていません。少なくとも中国は北京オリンピック前に、中国周辺地域で緊張が高まるような状況を愉快には思わないでしょう。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか