コカインの欧州玄関口、アントワープの麻薬経済
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オランダの移民社会から麻薬マフィアが生まれ、移民コミュニティを発展させ、現地経済を牛耳るに至った状況についての記事。
ミャンマーもアフガニスタンも、ヨーロッパや米国に流入する移民も、中国の地下経済も、巨大な麻薬流通が原動力の一つなので、これを把握しないと、世界で起きていることはわからないことが多いですね。
イラン、レバノン、シリアなども、麻薬流通のプレイヤーとしての存在感が大きくなっています。オランダ・ロッテルダムの海洋博物館に麻薬密輸に関する体験展示があります。
https://www.maritiemmuseum.nl/en/exhibitions/dealing-with-drugs
偶然立ち寄ったバーで怪しげな二人組を目撃してしまうシーンに始まり、麻薬取引に関わる様々な場面について取り締まり機関・密輸組織・一般市民といった様々な立場で意思決定を求められます。
麻薬取引に関わった少年の裁判、貴方の判決は・・・ギャングの私刑の現場、貴方は裏切り者の処刑を求められて・・・自宅の玄関、知人が怪しげな取引を持ちかけてきて・・・
各場面では3~4の選択肢から一つを選ぶ事を求められるのですが、どの選択肢にも概ね後味の悪さがあり、どれが本当に正しい選択なのかよく解らない場面も多いです。