年末年始もブースター接種 阪大の忽那賢志教授ら、高齢者施設巡回
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注目のコメント
オミクロン株による市中感染例の拡大に備えて、私たちにできることは? (忽那賢志)
https://newspicks.com/news/6504060
「ブースター接種で第6波の規模や重症者を最小限にすることが重要」
有言実行。
「忽那さんらの呼び掛けで、医師や看護師ら計約20人が参加。2班に分かれ、吹田市や豊中市の約20施設を1月3日まで休まず巡るという。府から700人分のワクチンの供給を得た」
本当にお疲れ様です。元国会議員の青山さんが『デルタ株で重症化』という忽那さんの話を大嘘だと言っていた。だが僕は青山さんの方が誤解していて忽那さんの話の方が正しいと思うので反論したいと思う。
まず青山さんの主張。1月〜7月の感染者数と死者数と致死率のデータで死者数が減っていることから、デルタ株は大したことがないじゃん!的なロジック。
https://twitter.com/my_fc1/status/1476012847453052929
だが第5波を思い出して欲しい。まず高齢者からワクチン接種が進み、新規感染者数に占める高齢者の比率がみるみる下がっていったその一方で感染者数は増え、中年の重症が目立つようになってきた。結果として入院患者数は過去最多で重症者数も過去最多となった。死者数が少ししか増えていないのは死にやすい高齢者がワクチンで守られたからと考えるのが一般的。
忽那さんの言う『デルタ株は重症化しやすい』って話はワクチンとは関係ない素のウイルスの傾向であり、ワクチン接種が進めば被害は減る。青山さんはそこを誤解している。まだ誤解ポイントはある彼が出しているデータは7月のものであり重症者などの被害がピークになったのは8月だ。
まだもう1つ誤解してる点がある。それは7月の致死率が0.2%まで下がっている点。通常感染すると発熱したりして入院するまで数日かかる。重症化して死んでしまうまでにも日数のラグがある。なので月単位で新規感染者数と死者数を出して単純に割り算すると致死率が大きくブレる。わかりやすくいうと7月に大流行したらそこで感染した人は8月に死ぬ。7月の致死率は大幅に過小評価され、逆に感染者が減った8月には致死率は過大評価される。
彼はそういう流行の流れを今までウォッチしているにも関わらず理解せず誤解を拡散させてしまっている。Twitterをしている多くは内容が間違っていることは理解できずにイイネを押す。一部の人は『それはワクチン効果では??』とコメントするくらい。