米国が直面する「大退職時代」――若手人材を中心に、日本企業にも到来しそうなワケ
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注目のコメント
理不尽な不文律が残るのは、理不尽な会社でも社員は辞めないという前提があるからです。
日本人は「生涯転職回数ゼロ」の比率が45%もあります。アメリカは2割程度、韓国は1割程度しかありません。
相対的に見れば「日本人は会社に縛られている」と言えるでしょう。20年以上も給料が上がらないのにです…。
大退職時代、いいじゃないですか。
成長したいという人が増え、それに応えられない会社は人がどんどん辞めていくようになれば日本社会も変わりますよ。不文律であり、暗黙の了解でり、忖度であり、文化かもしれない。社内規定通りに動いたらぶつかることばかり。
自分を含めぶつからないように、文脈を探るようなコミュニケーション力ばかり向上させている場合じゃないとも思う。不文律、と言われると、一体どこからそんなものが生まれてくるのか、と掴みどころのないような話に感じてしまいますが、最終的には経営者層の持つマインドセットが会社の文化や社員の在り方に反映されていっているだけなのではないかと思います。
社員への信頼性が欠如していて、社員の管理に走るようなマインドセットの会社からは、本当に実力と自信がある社員は出て行くことになり、そういった会社で残るのは転職市場で競争力を持たない(多くの会社から魅力を感じてもらえない)人だけ、となりつつあるのではないかとエージェントの立場で日々色々な求人企業や求職者と接していると感じます。
記事では大量退職時代の可能性が論じられていますが、個人的には、「良い会社」には実力がある人が、理不尽に感じる不文律溢れる会社にはそれなりの人が、という二極化が益々進むのかなと感じています。