厚労省、モデルナ製ワクチン1800万回分追加購入 武田薬などと合意
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2022年の契約済みワクチンは、接種回数ベースで
(1) ファイザー社製 1億2000万回分
(2) モデルナ社製 9300万回分(今回報道の1800万回追加契約を含む)
(3) ノババックス社製(未承認=組み換えたんぱく型)1億5000万回分
になるはずです。
モデルナ社製は、3回目接種分は1,2回目接種分の半量接種(50μg接種)で承認を受けており、今回の「接種回数」は半量を前提として再計算したものです。記事からはわかりませんが、以下に記載があります。
武田薬品工業プレスリリース(2021年12月24日)https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211224560392.pdf
上記の根拠は次の通りです。2021年のワクチン供給について、これまでファイザー社製は1億2000万回分の追加契約、モデルナ社とは5000万回(1,2回目の100μg接種ベース)の契約を行っているとの報道されていました。
「ブースター接種 政府 ワクチン追加契約へ、1億2000万回分」(TBS 2021年08月17日)
https://newspicks.com/news/6105558?ref=user_1310166
これに対して、モデルナ社製ワクチンを1800万回分追加契約しており、2022年度分は合計9300万回分の契約を行ったことになります。
これとは別に、ノババックス社製ワクチンを1億5000万回分契約済みです。しかし、ノババックス製は欧州連合(EU)当局と世界保健機関(WHO)、インドネシア、フィリピンなどで承認されていますが、米国および日本では現時点では未承認です。日本の医薬品規制当局に承認されることが使用の前提になります。
「ノババックス製ワクチン供給契約 1億5千万回分、22年から」(共同通信 2021年9月7日)
https://newspicks.com/news/6167456?ref=user_1310166
ほかには、日本政府は英アストラゼネカ社と喫緊の供給分として1億2000万回分のワクチンの購入契約を行っていますが、日本での特例承認を受けたものの、公的接種のリストから外されている結果在庫になり、一部は台湾に提供したと報じられているものの、大半は在庫のまま使用期限を迎えているはずです。厚労省、Moderna、武田薬品工業の三者間連携で2022年に1800万回摂取分の追加供給が決定しました。
武田薬品工業プレスリリース:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211224560392.pdf
数日前にModernaから三回目摂取(ブースター)でオミクロン変異株に対する抗体を37倍増加させられると発表がありました。以下のコメント欄をご参照ください。
https://newspicks.com/news/6484315
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Sugibuchiさん、いつもコメントいただき、ありがとうございます。
プレスリリースによると、 https://newspicks.com/news/6484315
>>初回接種(100μg)の半量である 50μg の追加接種の承認により、2 回目契約による供給は、追加接種としては 7,500 万回接種分となります(接種回数は追加接種として 1 バイアル当たり 15 回接種できるものとして算出)。3 回目合意分の 1,800 万回接種分(前述と同様に算出)と合わせて、当社は 2022 年に合計 9,300 万回接種分を日本国内に供給します。
とのことなので、今回は1800万回分のようです。モデルナの追加接種は現在のところ一回目の必要量の半分とされているので、これは追加接種用として3600万回相当という事なのかな? ややこしい(笑)
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