2021/12/26

【バーテンダー直伝】もう怖くない。バーの扉を開けるためのQ&A

ライター
お酒を出すことを目的としたバーの中でも、とくに格調高いのが「オーセンティックバー」だ。
オーセンティック(authentique)とは「本物の」「真正な」という意味で、トラディショナルなスタイルを指す言葉。オーセンティックバーではその名の通り、照明を落としたクラシックな店内で、ネクタイ(蝶ネクタイ)をしたバーテンダーがカクテルの腕を振るう。
そんな光景に憧れを抱く人は少なくないだろうが、オーセンティックバーの最大の“敵”は、その格調高さゆえ「入りにくい」ことかもしれない。
では、どこに「入りにくさ」を感じるのか。バーを「入りにくい」と感じている人たちに聞いたところ、こんな答えが返ってきた。
たしかに、どの意見にも頷いてしまう。憧れのバーに行くにはどうしたらいいのか。勇気を出してバーに足を踏み入れたら、どう振る舞えばいいのか。
そんな疑問を、今年のカクテルコンクールで全国優勝を果たしたバー「SAVOY hommage」(サヴォイ・オマージュ:神戸市)のオーナーバーテンダー、森﨑和哉さんにぶつけてみた。
これを読み終わるころには、今よりちょっと自信を持って、バーの扉を開けられるはずだ。
INDEX
  • 「最初の1軒」をどう見つけるか
  • ドレスコードってあるの?
  • バーがメニューを置かない理由
  • でも、これだけは気をつけて
  • 人はなぜ、バーへ行くのか