災害時の「命綱」に不具合 三菱電機、17年前に把握も公表せず
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三菱電機のプレスリリースを確認したところ、非常用発電機で
(1)設計誤り(コンデンサの極性誤り)で保護回路が誤動作し発電できなくなることが2016年から13台で発生、の都度処置としていたが再検討、296台全数処置を行うこととした。
(2)(製造不良か?)発電機スリップリングのずれから発電機が破損して発電できなくなることが、顧客の点検で2004年に発覚、41台で見つかっているが(1)と合わせて944台全数処置することとした。
とのことです。
注目のコメント
こういうのを隠蔽したくなる企業文化があるということは、内部の出世競争が『足の引っ張り合い』だからなんじゃないかと思ってしまいますね。
幹部社員同士での足の引っ張り合いがあるからこそ、不祥事を明るみにすることは自分の減点になりかねず、『正直に打ち明けたら評価される』なんていう企業文化とは対局になってしまうでしょう。
よって、是正するには幹部社員の登用の仕方、評価基準を明確にし、足の引っ張り合いを無くすことが必要。
幹部社員同士がお互いのミスをフォローして、会社そのものを良くしようとする企業文化にすること。
そうすると内部統制の構成要素である『統制環境』が構築され、また同じく構成要素である『情報と伝達』や『モニタリング』も機能するようになる。10/2の以下リンク記事によると、全社員にアンケートを取り、不正の可能性がある事例が2305件集まっているとのこと。
今回のものは氷山の一角で、もっと重大なものが出てくるのでしょうか。。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211002/k10013287091000.html
記事には『報告書には、30年以上不正が続いていた長崎製作所の従業員が、空調装置の検査方法に疑問を感じ、前任者をただしたところ「いままで、これでやってきたんで、このとおりやりなさい」と言われたといった証言も記載』とのこと。
changes for better の社是が泣いている。。