高級雑誌の時代に終止符 アナ・ウィンターが本気で取り組みはじめた「コンデナスト改革」
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コンデナストからネットフリックスへという転職に限らず、コンテンツ企業からプラットフォーム企業への転職はよくありますね。プラットフォーム隆盛の機運を感じます。
ただ、こうした「機運」が表面化する頃には、次の「機運」が起こり始めているもの。
次のようなことは、多くのメディア企業から聞く話。
「変革」の最中にあるというのは、コンテンツ企業もメディアも、他の業界と同じなのです。
なぜなら、社会の変化が激しいのだから。
「リンチによれば「主力はデジタル事業」であり、デジタル広告からの収入のほうが紙媒体の広告を上回っている。とはいえ、広告への依存自体を減らし、別方面からの収入を増やしたいというのが彼の切なる願いだ。
コンデナストの主な収入源が広告で、顧客関連(講読料、会員費、電子商取引)は25%程度である」ブランドに限らず、グローバル企業における各国での成功の鍵は、いかにグローカライゼーション(グローバルとローカライズ化の融合)が、絶妙なバランスかです。どちらかに偏りすぎても、上手くいきません。
例えば、海外ブランドであっても、日本にとって最適なマーケ手法は、驚くほど欧米とは全く違います。ブランドのイメージやビジョンは、グローバルが主導しつつ、日本に効果的なワクワクするマーケティングアプローチを取る必要はあります。
どのグローバル企業も、時代とともに本国のセントラル化かディセントラル化の比重を変え組織変革しながら、進化をしているので、コンデナストの今回の大きいシフトで、どのように進化していくか楽しみです。それでも見出しはアナ・ウインター。72歳になってもセレブを集めてMet Galaをやり続け、GQ表紙にウィル・スミス、ヴォーグ表紙にアデル。常に魅力的なコンテンツを束ね、自らも見出しをとれるアイコンであり続ける。