英国、新規感染が2日連続最多 仏は渡航制限
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注目のコメント
「同国では変異株「オミクロン株」の出現により感染者が急増」
これは本当か。オミクロン騒動の前からデルタにより英国はかなりシャープなカーブで感染急増していたし、直近発表のオミクロン感染者の数は全体の1割にも満たなかったはず。無論感染力が高いとの事にてオミクロン増分は大なり小なりあるのだろうが、断言するならデータを元に論じるべき。
日本に限らずとかくメディアは「恐怖マーケティング」が飯のタネ。オミクロンはその格好の餌食。
無駄に恐怖を増幅されないよう冷静に受け止めたい。フランス(人口6700万)の場合、問題は単なる新規感染者数ではなく、16日(木)の新規入院患者が1342人、過去24時間死者が166人という点だろう。当該時点での集中治療室患者も2461人に達している。
現時点では昨日のジョンソン首相のCOVID会見で使われたスライドとデータが一番参考になると思います。
https://bit.ly/3q6YBdg
Chief Medical Officer(CMO)のChris Whittyによる解説はこの辺り。
https://youtu.be/cLS7i1R1fBI?t=396
解説でも増加分はオミクロンと明言していますが、この発表の時点でもオミクロンに特有の変異を持つ件数の割合は35%、ロンドン地区ではオミクロンが多数派になりつつあると解説されています。
それでもオミクロンがどの程度感染者数の増加に寄与しているかはイマイチ掴めない可視化である事は否めません。次のFTの記事の南アフリカの変異株別の感染者数のようなグラフがあると良いのですが。
https://www.ft.com/content/a667cf42-dabc-480f-8c0f-ccf5e8d6eb42
フランスではとある勝手サイトで次のようなグラフが更新されています。デルタばかりなので現在はあまり興味を引かないものですが。
https://raw.githubusercontent.com/CovidTrackerFr/covidtracker-data/master/images/charts/france/variants_nombre.jpeg