コロナで日本人の価値観に揺らぎ うつや不安と関連 東北大研究

コメント

注目のコメント

• 稲葉 可奈子

  産婦人科専門医 医学博士

  ・2021年12月10日

  もともと環境の変化に適応しづらかったり鬱傾向がベースにある人は特に、平時はなんら問題なく生活していた人も、コロナによる急な生活の変化により影響を受けたかもしれません。程度は人それぞれですが、周りがうまくサポートできるとよいのですが。
  
  また、日本人独自の結果、である背景には、コミュニケーションにおいて、
  欧米人はサングラスで目が見えなくても違和感ないけれど口元は大事、
  なのに対して、
  日本人は目を重視している、
  という違いも影響しているかもしれません。
• 大隅 典子

  東北大学 副学長・教授

  ・2021年12月14日

  環境圧は弱者に厳しい。レジリエンスを高めるためには、タイプ別の対応も必要。うつ傾向と関連する遺伝子型に関して、日本人と欧米人の差が知られているので、そのような研究もできるとより科学的なものになる。
• Tolentino Larissa

  第3期Student Picker / スワスモア大学

  ・2021年12月10日

  コロナ禍で日本人の価値観に揺らぎが出たとの研究結果。価値観の揺らぎを大きく感じた人ほど心理的苦痛を強く感じたとのこと。
  
  興味深い研究ですね。価値観が変わること自体、個人的には悪いことだとは思いませんが、コロナ禍で難しい状況を克服する「対応力」を身につける必要が強くなったと改めて感じました。
  
  論文はこちら："Core belief disruption amid the COVID-19 pandemic in Japanese adults"
  https://www.nature.com/articles/s41599-021-00976-7