ひろがりはじめる日本企業の「メタバース」活用は、バブルの再来か、新たな変化の始まりか
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注目のコメント
メタバースって、セカンドライフみたいに短命なバブルで終わるんでしょ?と言われることが多いので、それに対する個人的な整理の記事を書いてみました。
まぁ、正直な話としては、私自身がガラスの三半規管でVRChatは苦手なのもあり、まだ本格的なムーブメントになるには足りないモノがあるのではないかと感じているのは事実なんですが。
一方で、ユーザーの間の盛り上がりや、少しずつ増えてきているビジネスの成功事例を見ていると、今回も二度あることは三度ある的に片付けるのは時期尚早かなと思う次第です。
月曜日には、このバーチャルマーケット2021に出展している企業の方々に直接いろいろ質問できる予定なので、本音の所をいろいろ聞いてみたいなと思います。私はむしろメタバースのような技術バズワードがどのようにして生まれ消費されていくのかというプロセスに興味を持っています。つい3ヶ月ぐらい前のメタバース記事へのコメントを見ていると「まだ10−15年先の話」みたいな論調が多かったのですが、最近は「今日今すぐ投資しないと乗り遅れる」論まで出てきていますね..
参考:「Facebook、「メタバース」開発に向け55億円を投資 「実現には10~15年」」 https://newspicks.com/news/6222864バーチャルマーケットなどのVR原住民のコミュニティは、メタバースの良さを『バーチャル内での新しい人生』を重点に置いているイメージ。対してFacebookは『一緒にいられること』の価値を押し出しているように思えます。またよく混同される360度映像やロケーションベース VRなどの『リアルでエキサイティングな映像体験を提供する』という価値も全くの別物。さらにここにセカンドライフなどの時系列的な要素も入ってくるとさらに混同してしまいます。メタバースの本質的な価値を共通認識とするには、業界全体をあげての社会へのナーチャリング促進が必要です。