中国恒大の会長、広東省政府が喚問-オフショア債再編巡る発表後
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この記事には無いが以下のWSJによると、巨額債務不履行の可能性ありと恒大集団自ら警告し、本社所在の広東省政府に支援を要請したとのこと。外国人債権者に対し債務再編協議を計画しているとの説明もあったと。巨額債務不履行の可能性ありと恒大集団自ら警告した、というのは初めてではないだろうか。逆に債務整理が加速するということだろうし、外国人債権者に対する劇的な(一方的?)減額交渉も加速するということだろう。
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中国恒大集団が支援を要請、当局が経営問題に介入へ
2021 年 12 月 4 日 02:40 JST
https://jp.wsj.com/articles/china-evergrande-requests-help-from-government-as-potential-debt-crunch-looms-11638553221?mod=newspicks
-------中国恒大、外貨建て債務再編案を債権者と協議へ:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM03CRI0T01C21A2000000/
上記の日経の記事にもあるように、恒大は政府主導で債務カットを行う方向だということが分かります。
債務カット率は50%程度ではないですか。
不動産への過剰投資はどの国でも発生します。
それが淘汰の時期に入ったということです。
いずれ規模の縮小で残るところと他社に吸収されてしまうところに分かれてくるでしょうね。
それと陳さんのマスコミに対する疑問は、チャイナ政府がマスコミに不動産不況や経済の失速につながるような報道はさせないからだと思いますよ。
なんせ2015年施工の国家安全法で、共産党の政策への批判や不動産会社の連鎖倒産などといった社会不安を想起させるような報道は、国家の安全を犯すことになり、処罰の対象ですからね。