2021/11/30

【解説】世界を揺るがす「オミクロン株」10のポイント

コロナに新たな「火種」が生まれている。
11月29日、岸田首相は新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」の感染が拡大していることを受け、外国人の入国を原則禁止とすることを発表した。
日本は3週間ほど前にビジネス目的での入国を緩和したばかり。急転直下の厳格化で、経済への影響が懸念されている。
また、世界レベルでも入国制限や株価の下落といった動きが続々と出始めている。
しかし、オミクロン株は従来の変異株とどう違うかなど、疑問点も多い。
そもそも、この変異株はどういったものなのか。そして感染力や重症化のリスク、それに経済への影響は──。
NewsPicksが現時点の情報を元に分かっている事とそうでない事を10のポイントで整理する。
INDEX
  • Q1:感染力は従来株より高い?
  • Q2:重症化リスクは?
  • Q3:どんな経緯で広がった?
  • Q4:ワクチンは効く?
  • Q5:日本の対応は?
  • Q6:世界各国の対応は?
  • Q7:市場への影響は?
  • Q8:米国の利上げへの影響は?
  • Q9:原油価格は安くなる?
  • Q10:なぜオミクロンと呼ばれている?

Q1:感染力は従来株より高い?

A.従来株より高い可能性が指摘されている