2021/12/6

【深井×鈴木寛】大学入試と高校教育は、ここまで変わった

COTEN深井龍之介さんがホストを務め、リベラルアーツについて語りながら、世界をとらえ直していく連載対談「a scope」。
東京大学公共政策大学院教授 兼 慶應義塾大学政策メディア研究科教授の鈴木寛さんを迎えた前回は、名だたるIT起業家たちとのネット黎明期の交流や、参議院議員・文部科学副大臣として取り組んだ教育改革について語られた。
後編では、教育改革の本丸と長年いわれてきた大学入試改革にふれる。
大学入試といえば2020年度から、これまでの「センター試験」の代わりに「共通テスト」が導入された。しかし入試改革はそれだけでなく予想以上に本質的で、「ここまで変わっているのか」と驚かされる。
本企画はPodcastで全4回の「完全版」を無料配信します。第1回第2回第3回第4回はこちらからお聞きください。

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INDEX
  • 日本の教育と世界動向の不幸な「ずれ」
  • 早稲田政経が、入試に数学を入れた
  • 高校で「板挟みと想定外」を学ぶ
  • 都会と地方をつなぐ未来型「結」
  • 前提として考えるべき国家破綻
  • 現代の「租庸調」で生活を担保する

日本の教育と世界動向の不幸な「ずれ」

──前回は、「卒近代」をベースにした教育が必要だとお話しいただきました。