英政府、新築住宅にEV充電設備の設置義務づけ…30年までにガソリン車販売禁止
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EV・HV・PHV・FCVのどれが単体のクルマとして優れているか議論している間に、こうやってエコシステムが着々と築かれて、気付いたら外堀が全部埋まってて勝負は決している予感。どこかで見た構図。
注目のコメント
これって結構すごい。
EV充電器を設置したらその他の選択肢がなんとなくなくなる。
中国メーカーのEVには一回の充電で1000km走れるものや、10分の充電で400km走れるものも出てきている。EVの弱点と言われた走行距離の問題は解決されつつあり、充電設備が増えれば市場性は更に高まる。
個人的には、将来のクルマはEVミニバン的なものに収斂していくと思っています。英国の家庭用電源は元々230V前後で、EV用屋外コンセントを付けるだけで対応できてしまう。電気料金も安く、ハードルの高さが日本より全然低いです。日本である程度の充電量を得ようとすれば、専用200Vの回線を屋外に新設して契約アンペア数も増やさなければならない場合がほとんど。なので日本のEVはバッテリーが小さく100Vで十分な充電ができる軽自動車から普及すると思っています。
新築の住宅で弊社が電気図作成するときは必ずEV用単相200Vコンセントを入れて配線設計します。
まぁ、現段階では「要らない」というお施主さんも多いですけどね。
せっかく新築されるのであれば、分電盤~車庫付近の壁まで配線だけでも施工してもらっておくのはお奨めですよ。専用ブレーカとEV用コンセントは将来取付てもいいですし。私は外壁から配線取り出した状態で安価なボックス取り付けて当面の目隠しとし、将来簡単にEVコンセント取り付けられるように処理します。
既築住宅で施工しようとすると、分電盤の位置や建物の構造によっては配線が困難で高額になりますし、露出配管になったりしてダサいですからね。
【ちょっと専門的な豆知識】
基本的には単相200V20Aで問題無いのですが、私は配線ケーブルを単相200V30A対応で設計します。べらぼうに金額が上がるわけでもないし、将来的に高速充電(といっても知れてますけど)に対応出来るように考えてます。
ちなみに100Vでも充電可能(遅いけど)ですので、ご予算に合わせてどうぞ。