コミュニケーションのデジタル化で「出張減る」9割
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注目のコメント
出張は減ると思います。ただ、ゼロにはなりません。
というのは、今までの日本の出張には、以下のパターンが混在していました。
1)出張する意味はないとわかっていたが、相手がそういう考えの持ち主ではないことを忖度して出張していた(ビジネスマナー出張)
2)出張する意味はあるとかないとか考えたことなく、過去そうしてきたから、出張していた(前例慣例踏襲出張)
3)出張してこそ価値が出せるリアルの現場を見ることや対面でのきめ細かなコミュニケーション、機微をつかんだ上での交渉事のため出張していた(出張の意味ある出張)
オンライン会議の定着により、1)と、2)が無くなります。
3)は無くなりません。
なので、1)と2)の部分が減るものの、皆さんが実感している通り、オンラインになって1日に実行できるMTG数は増えました。
となると取引が活発になったことによる、3)の量が増えるということは考えられます。
しかし当面は、1)と2)の減少分を補うほどは、3)が増えないと予想して、「減る」という回答です。出張がなくてもコミュニケーションが出来ると考える企業が増えれば増えるほど、多くの企業にとってビジネス機会がよりフェアに訪れるようになる素晴らしいチャンスかと感じました。今までは出張がないと成り立たないと信じている企業が多かったが故に、出張コストを払える企業により有利であったかと。
今回の記事は在日のドイツ企業のアンケート結果とはいえ、ある程度グローバルな流れの一つを見せていると思います。
コロナ後の出張ありきで国際展開を考えていた企業は本格的に計画を見直して行動し始める必要があるのではないでしょうか。
「出張出来ないから」はもう言い訳にならないですよね。逆張りで今こそキーマンに会いやすいからという理由でいろんな有名企業はガンガンシリコンバレーに出張に来ている。出遅れてる日本企業は駐在員も減らして全部zoomとか言ってるが、現地にいないとこの肌感覚もわからないし、いつからなら会えるかとかも窺いづらい。