「電動キックボード」は日本で流行る?--先進国フィンランドに暮らして見えた課題
コメント
注目のコメント
お国柄によって必要な資格や規制が違うのは当然として、自転車以上(原付)バイク未満の乗り物であることを前提とした利用者側の認知(守るべきルール)と周囲の理解が普及のポイントですね。
福岡市でも特例措置を受けた電動キックボードのシェアサービス「mobby(モビー)」の公道実証実験が行われていますが、車を運転している立場からみると、自転車に加えてまた新たに注意を要する乗り物が増えた!という印象です。
まだ車の間をクネクネとすり抜けて走るような熟練者はいないので、リスクという観点では限定的ですが、怪我や事故の補償・保険なども含めて、やはり周囲の認知と理解は必要です。※個人的には、自転車に替えてキックボードに乗りたい派ですがw2019年11月にシンガポール政府は禁止しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52492460S9A121C1FFE000/
下記の同年9月の死亡事故が直接的なきっかけとなりました。
https://www.cnn.co.jp/travel/35144928.html
他方、シンガポール拠点でアジア諸国(韓国、オーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、台湾)をターゲットとするスタートアップBeamがあります(が、どのくらいうまくいっているのでしょうか)
https://jp.techcrunch.com/2020/06/02/2020-05-31-singapores-micromobility-startup-beam-raises-26-million/雑多に乗り捨てられたキックボードが路上に転がっている光景が同じく乗り捨て自由のドッグレス型のシェアサービスが数社展開するパリでもあるあるです。これ、街中の光景としては本当に小汚いです。
日本では自転車もキックボードもシェア事業は現状ドッグレス型ではなく指定のステーションに返却する形態が主流なのは良いと思います(パリでも最大の自転車シェア業者はステーション型)。
あとは走行空間の分離ですね。繰り返しますが規制以上に歩道を自転車で走る文化が日本におけるキックボード普及の最大の課題だと思います。