「国際貢献」掲げる技能実習制度の実態…溶接学ぶはずがごみ分別 法令違反相次ぐ
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日本はそもそも雇用契約というのが非常にいいかげんなので、雇う側も、これがそんなに悪いとは本気で思っていないでしょう。
契約外の業務をさせるのが違反なら、新入社員にお花見の場所取りをさせるのも違反でしょう。宴会の幹事だって、契約書に書いていないならやらせるべきではありません。
学校教員なんて、部活の指導から生活指導、家庭訪問、等々、契約書になど書いていない山のような仕事で成り立っています。
これは、そもそも日本が契約社会ではない、という話で、外国人を雇用する機会が増えると、問題が露呈してしまう、ということです。
中小企業や農業、漁業は、特にこういう雇用契約のコンプライアンスがいいかげんでしょう。そういうところも外国人を雇うようになったから、出てきた問題です。別の報道番組で農業実習生が来なくて、収穫時期を迎えているいちご農家が人手が足りなくて困ってると言っていましたが、どこも程のいいアルバイト、もしくは奴隷程度にしか思っていないのでしょうね。
この制度自体は悪く無いですが、日本に来てから彼らがどのような扱いを受けているのか行政が確認するべきです。
農家が実習生の犯行と見られる農作物の盗難にあってるというニュースもよく見ますが、自業自得のように思えてきました。もちろん犯罪は良く無いですが犯罪を行わないと生きていけないくらい余裕がないという事なので。自国民がやりたがらない低賃金の仕事を移民にやらせるなんてのは、世界中で当たり前にやられていること。
その中で、この制度。実に日本的だと感じます。政治的にも、「自由に移民入れます」は、到底通らない雰囲気だったような気がします。結果、建前が前面に出てしまった、姑息な制度ができてしまったと思っています。
移民を必要とする人がいる以上、こんなことが起こるのは必然。こそこそやるのを許すくらいなら、国論二分して大激論すればいい。
白黒つけずにこんなやり方、私は明らかな人権侵害だと思っています。