努力は裏切る!しかし、努力しなければ、成功はない!!そしてその成功確率を上げるのは上司!!!(曽和利光) - 個人
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努力と成功が直結しているわけではありません。ただし努力している人が報われる社会にすることが重要です。
スポーツ選手の場合は結果が全てですが、企業社会でそれをやってしまうと不公平が生じます。企業の中で成果を上げることは個人の能力だけで決まるわけではないからです。
若い頃は失敗から学ぶことが多い。結果が出なくても上司がしっかり見てあげることが成長につながります。結果だけではなく過程を評価してあげることも大事です。
結果評価が100%なのは経営層も含めた幹部社員になってからです。成功とは、相対評価ですからね。
他と比べて自分が選ばれるかどうか。組織のなかでもそうですし、会社を興しても同じこと。
自分が努力してレベルアップしていても、ライバルがそれ以上にレベルアップしていれば成功からは遠ざかります。
努力が裏切らないのは自分に対してであって、他者との比較では裏切ることもある。ですが、これは努力と才能と運の合計値が不足していたのであって、努力単体の裏切りではありませんね。
だから、努力は裏切りません。
私はそう思ってます。よく言われることですが、努力は
・場所(立ち位置)
・方向
・アプローチ(やり方、手段)
の全てが適切でないと、効果は出ませんからね。
成果がでるような努力になっているかどうかは、上長がマネジメントしてあげるべきです。むしろマネージャーの仕事はそれのみです。