[1日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが出資する新興電気自動車(EV)メーカーの米リビアン・オートモーティブは、新規株式公開(IPO)で株式時価総額530億ドル以上を目指している。

実現すれば、時価総額はホンダにほぼ匹敵。フェラーリを上回る可能性が高い。

リビアンは2009年にR・J・スカリンジ氏がメインストリーム・モーターズとして創業。2011年に社名をリビアンに変更した。

まだEVの大量販売にはこぎつけていないが、多額の投資を行っており、9月には、テスラ、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターなどに先行して完全電動ピックアップトラック「R1T」を発表した。

9月時点で米国とカナダで約4万8390台のRITとスポーツ用多目的車(SUV)「R1S」の事前注文を受け付けた。

現在は、アマゾン向けの電動配送車の開発と、富裕層向けの電動ピックアップトラック、SUVブランドの開発という二本立ての戦略を進めている。

アマゾンは、10月末時点でリビアン株の約20%を保有。環境対策の一環で、電動配送車10万台を発注している。

米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、フォードも株式の5%以上を保有している。

リビアンは、8月にIPOの申請書類を非公開の形でSECに提出。10月には、今年上期に10億ドル近い赤字を計上したことを明らかにした。

IPOでは1株57─62ドルで1億3500万株を公開する予定。公開価格が仮条件の上限に決まった場合、調達額は80億ドル以上となる。

上場先は米ナスダック。取引コードはRIVN。