FBから社名変更のメタ、スマートウオッチ開発中-アップルと競合へ
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以前の報道では、メタ(Facebook)は、2022年夏に、写真や動画を撮影するための2基のカメラや心拍数モニターなどのヘルス機能を搭載するスマートウォッチを発売する計画が報じられていました。
「Facebook、カメラ付きスマートウォッチを2022年に投入か」(CNET Japan 2021年6月10日)
https://newspicks.com/news/5922169?ref=user_1310166
今回はその続報ですが、Apple風のデザインに変わったように思えます。競合分析的には、Apple、Googleがすでに参入しているウェアラブルデバイス開発競争にメタが加わるということになります。すでにAmazon、メタを除くGAFAが参入しています。
このようになるのは「競争関係の進歩性」の視点から説明できます。発展的成長を遂げた企業群は、徐々に競合性を増してきます。進行は以下の順序によります。
(1) 自社の優位性を守り、市場での魅力度を高めるための競争的行動をとる。
(2) 競争的行動を通じて、うまく自社のポジションを確立するように努力する。
(3) 将来に向けた優位性を築きながら現在の競争優位を防御しようとする。
(4) 徐々に、競合企業は1つ以上の市場で競争行動と競争反応を行う。
Amazonは、オンライン薬局、オンライン診療でGAFA他社を先行していますが、ヘルスケアの事業領域での将来に向けた優位性を築くためにAmazonもスマートウォッチ(ヘルスケア領域のセンサー付き)の領域に早々に参入すると思います。
GAFAはそのスタートラインは違っていますが、すでに経営資源(内部資源)が類似しています。企業の有形資源と無形資源が競争相手の資源と種類や量の面で類似している状態になれば、外部環境でも類似した機会を追求するため、今後類似した戦略をとる運命には逆らえないでしょう。競合って…
Apple Watchの強みは(当たり前だか)Appleのエコシステムにキチンと統合されているところ。
まったく別の文脈で切り込まないと中々難しいのではないかと。
そこは期待して待つかな。ソフト屋がハードを作って成功した例はあまりないと思うけどね。スマートウォッチにどこまで本気かは不明ですが、過去の発表でブレスレット型端末から筋電を読み取り、VRなどの操作ができる技術の研究発表がありました。
その流れで将来リリースされるだろうサングラス型デバイス(あるいはVRデバイス)のコントローラー兼スマートウォッチという文脈で世に出る可能性は高そうです。