代替肉「ビヨンドミート」の株価急落、競争力低下に失望
コメント
選択しているユーザー
食糧業界のアップデートはまだ入り口、始まったばかりです。ビヨンドミートも完成形ではありませんし、他の競合他社も同じ。そういう視点で見ていかないと、期待値も結果も誤った見方になってしまうと思います。ビジネスモデル自体をもう少し考えていかないといけないと思いますし、業界再編や新しいモデルの新興企業が出てくることで、徐々に新しいバリューチェーンの構築が進んでいくと思います。
今の食糧バリューチェーンが構築されるのに、相当にな時間がかかっています。同じだけ必要かはわかりませんが、デジタルの領域のようにゼロイチで組み上げたり、やり直しが簡単にできたり、コピーして拡張するという単純なものではありません。相当の時間がかかると見ておくべきでしょうね。
個人的には業界自体は有望というか、必ずアップデートされていくべき状況にいると考えています。Food Tech 3.0がそろそろ登場してくると期待しています。
注目のコメント
先行者は話題になりますが、先行者が勝ち続けられるかは当該事業の参入障壁や規模の経済性の有無に左右されるし、対象市場が大きければ大きいほど参入が増えて競争が激化するのはESG文脈の市場だろうと通常のビジネスと当然同じ
製造プロセスで規模が効く気はしないので、独自の製法などで味やコストで差別化するか、先行者としてユーザーに指名されるほどのブランドを確立するかくらいのような気がしますが、記事を読む限りそういう要素はなそうということですかね思ったより競争に勝てないと見られている植物ベースの人工肉を作るビヨンドミート社の収益見通しが悪化、成長鈍化を投資家に警告しているという。
僕はこうした人工肉を食べたいと思うほど意識が高くもないので、結局普通の肉より“うまい”か“安い”かでない限り、食べたいとは思いません。こうした人がマスでは成長鈍化は想定内でしょう。これを覆すのなら、平均的にもっと意識が高い/高まっていくか、普通の肉よりうまい/安いか、が満たされていくことが市場拡大の条件になり、またそのうまい/やすいを実現する技術的競争力を持つ企業が(先行者に関係なく)選ばれるとすると、まだまだこの市場は未来が分からないですね代替肉に関する一般論ですが、Climate Techという観点で極めて重要なテーマだと思う一方、単純に美味しく感じられないんですよね。
「XXXXカルビ味」などと銘打たれたものを食べると、裏切られた感が強く印象に残ってしまう。
この点、日本には豆腐という立派な食文化があるわけですから、中途半端な代替肉だったら豆腐を食べりゃいいじゃないかと感じてしまいますし、日本から豆腐文化を広められないもんかな〜と思います。それこそクールジャパンじやん、と。
並行して代替肉の味の向上にも期待したいですけどね。