2021/10/26

【新】極めたのは、おじさん役。元タカラジェンヌの差別化戦略

小西 夕香

野村 高文

連載一覧へ

「宝塚の佐藤二朗」と呼ばれた元タカラジェンヌの女優がいる。

宝塚歌劇団で男役として活躍した天真みちる氏だ。天真氏は大地真央や天海祐希などを輩出した華やかな宝塚において、「おじさん役」という新ジャンルを築くことで自分らしい仕事を確立した。

しかし、自分らしさを見つけるまでには度重なる困難や挫折があった。どのようにして自分の個性を見つけ、磨いたのか。彼女の半生を全7回でお届けする。

INDEX

• 宝塚の「情報量の多いおじさん」
• 宝塚を目指すきっかけとなった言葉
• 人生を変えた「2度目の挑戦」

コメント

注目のコメント

• 清水 勝彦

  慶應ビジネススクール 教授

  ・2021年10月26日

  「負けた奴ほど進化する」という言葉があります。憧れの宝塚に入団できたのに、「おじさん」を目指すというのはすごい決断だったと思います。連載の続きが楽しみです。
• 小西 夕香

  本日から元タカラジェンヌで現在脚本家、MC、余興芸人、社長としてご活躍されている天真みちる氏の連載がスタートします。
  
  宝塚歌劇団は100年以上の歴史があり、現在も約400人のタカラジェンヌが所属し、華やかな舞台を作り上げています。タカラヅカの内部について多くは語られていませんが、天真氏の記事を通して一部を垣間見ることができます。
  
  当時、天真氏が所属していた花組約80人のタカラジェンヌの中で、どのように「自分らしさ」を見つけ、おじさん役という自分のポジションを確立したのかを伺います。天真氏のタカラヅカでの生存戦略と彼女の面白さが伝わると幸いです。
• 内藤 修

  帝国データバンク 情報統括部 情報編集課長

  ・2021年10月26日

  テレビ朝日の人気番組「激レアさん」で以前、拝見しました！非常に面白かったと記憶しています