2021/10/25

【実践】新たな「言語」の習得法

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この記事は、Quartzによる会員向けニュースレター「How to(ハウ・ツー)」から一記事の翻訳です。

何歳からでも始められる

300日間──私が語学アプリ「Duolingo」で韓国語を学んだ日数だ。
韓国語は私のボーイフレンドの母語なのだが、勉強を始める前の私には「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」が限界だった。
Duolingoで毎日欠かさず勉強して300日目、今度はZoomで韓国語を学ぶことにし、クラス分けテストを受けた。Duolingoでの1年弱で、ハングルの発音の仕方を習得したし、それなりの量の単語も文法も覚えたと自負していた。だから、中級レベルとは言わないまでも、初級の一番上のクラスには入れると思っていた。
ところが、である。私の読みは甘かった。
慣れない発音に私の舌はねじれまくり、スクリーンに映し出された分からない単語を穴が開くほど見つめていた。先生は、私の発音と理解力を促すために、いちばん初歩的なコースを2つ同時に受講したらいいと、優しく提案してくれた。
そして10週間のコースを修了したいま、私はDuolingoアプリで1年近く学んだときよりも多くのことに習熟できたと感じている。
たしかに大人になってから新しい言語を学ぶのは容易ではない。しかし、何歳からでも言語を習得することは可能だ。大事なのは正しい学習法を見つけることなのだ。
INDEX
  • 何歳からでも始められる
  • ①言語の学習法は2通り
  • ②バイリンガルの共通点
  • ③語学アプリの現在地
  • ④言語学習のコツ
  • ⑤ワン・モア・シング

①言語の学習法は2通り