2021/10/25

【深井×本郷和人】歴史を「研究する」とはどういうことか

COTEN代表の深井龍之介さんがホストを務める連続対談「a scope」。
各分野の研究者を招待し、リベラルアーツについて語っていきながら、私たちが生きる「この世界」をとらえ直していく。
今回のテーマは「歴史学」。ゲストには東京大学史料編纂所教授の本郷和人さんを迎える。
本郷さんと言えば、日本中世史研究の第一人者でありながら、メディア出演にも積極的。テレビでその姿を見たことがある人も多いだろう。
そんなプロが語る、歴史を「研究する」とはどういうことか。COTEN RADIOで歴史を面白く解説する深井さんとの、視点の違いが見える対談となった。
本企画はPodcastで全4回の「完全版」を無料配信します。第1回第2回はこちらからお聞きください。

また、AppleSpotifyをはじめ、外部プラットフォームでも配信いたします。ぜひともフォローください。
INDEX
  • 研究者と歴史好きの境界線は
  • 「くじ引き将軍」は本当?
  • 歴史研究に必要な「ツッコミ」の力
  • 人物の精神構造を「復元」する

研究者と歴史好きの境界線は

──今回のテーマは「歴史学」です。COTEN RADIOで歴史を語る深井さんが歴史学者と話すと、どういう対話が生まれるのか楽しみです。
深井 この日を心待ちにしていました。実は、歴史学者の方とお話しするのは初めてなんですよ。僕は研究者ではなく、勉強しているだけなので。