歌劇上演中に俳優死亡、ロシア 舞台装置の下敷きに
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舞台は本当に危険です。頭上には重たい照明装置を取り付けたバトン、さまざまなシーン用の大道具が動きますし舞台装置も上につっていて降りてくるものもたくさんあります。
周り舞台や奈落といった仕掛けもあるし、電気配線も!
それに舞台の装置もめざましく日々進化しています。ですので通常歌劇場は20年〜30年程度に1度くらい、大規模にお金をかけてフルリニューアルをする必要があります。安全の確保と最新の機材へのアップデートのためです。
日本の新国立劇場も作られてからすでに25年近くが経過し、老朽化が甚だしくフルリニューアルの時期ですが、築50年を超えた国立劇場ですら改修されていないのが日本の現状。寂しい限りです。セットが崩れたとかではなく、どうも安全対策、ヒューマンエラーの問題のようです。舞台裏で場面の切り替えのため吊っていたセットが秒速1.5~2mで降下してくる際に適切に退避せず下敷きになったらしい。現場の安全確認などが問われると思います。