岸田首相が所信表明、賃上げ実現へ企業の四半期開示見直し明言
コメント
選択しているユーザー
「新しい資本主義を‥」と議場の反応を求めた時、与党を含めて冷めていたように感じたのは、私の思い過ごしでしょうか。アベノミクスを掲げて当選してきた自民党議員にとって、耳なれず馴染みにくい思想だと思われます。具体的な目標や方法論が示されなかったことも影響していると思います。ただ、新しい哲学を前面に打ち出す姿勢は、評価したいです。問題は、空念仏に終わる懸念なしとしないことです。
注目のコメント
四半期開示と、経営の短期思考との因果関係について、けっこうな学術研究は蓄積されています。なので、そこに言及するのは興味深い!ただし、雇用との因果関係は、更に一歩進んだ研究が必要そう。このアナウンスが、どういう影響をもたらすかは、引き続き注目中。
「新しい資本主義」をアピールした岸田首相ですが、「分配なくして次の成長なし」として、分配戦略をより重視する姿勢を強調しました。一方、所信表明で使った言葉の回数を数えると、「分配」は12回、「成長」は15回だったそうです。
「分配」12回「成長」15回…所信表明の特徴を「見える化」で分析:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASPB844NHPB7ULEI005.html