世界の物価上昇、秋にピーク 来年半ばにコロナ禍前水準に
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コンサバなIMFとしては、楽観的な見通しかなと思いました。
エネルギーと半導体が世界経済のボトルネックで、価格の上昇を加速させています。経験則的に価格上昇には徐々にブレーキがかかると考えられること、さらに各国の金融緩和の修正が進むことが主な要因でしょうが。
しかしながら、エネルギーと半導体以外にも価格転嫁の動きが進んでいます。インフレの加速が頭打ちとなっても、割と息が長い高インフレが定着する感じがしています。エネルギー価格が落ち着けば、サプライチェーンが正常化すれば、という話が多いと思いますが、実際には
1. ポストコロナではそれまでの待機需要がぐっと出てディマンドプルになる。雇用もよくなり、ばらまきのおかげで先進国では人々がそこまで困窮していないのでおそらく消費に回す余力はあるかと。結果、リフレになる。
2. 低い実質金利が建設需要と環境対策需要を喚起する。
3. 米中分断でグローバルコスト最適化終了。
だからこそ、FRBも早々の利上げを意識しはじめているのではないか。