[東京 6日 ロイター] - 岸田文雄首相は6日、国内の報道各社が実施した内閣支持率の世論調査について、「低い数字も含めてしっかり受け止める」とした上で、「選挙に向けてしっかり取り組んでいきたい」と語った。首相官邸で記者団の取材に応じた。
報道各社が4─5日に実施した世論調査のうち、朝日新聞は内閣支持率が45%、読売新聞が56%、共同通信が55.7%、日本経済新聞が59%などだった。
岸田氏は「各社によってだいぶ幅があると受け止めている」とも述べた。
[東京 6日 ロイター] - 岸田文雄首相は6日、国内の報道各社が実施した内閣支持率の世論調査について、「低い数字も含めてしっかり受け止める」とした上で、「選挙に向けてしっかり取り組んでいきたい」と語った。首相官邸で記者団の取材に応じた。
報道各社が4─5日に実施した世論調査のうち、朝日新聞は内閣支持率が45%、読売新聞が56%、共同通信が55.7%、日本経済新聞が59%などだった。
岸田氏は「各社によってだいぶ幅があると受け止めている」とも述べた。
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調査結果から言えることとしては(支持率の初速だけ良かった)菅内閣との違いは、一言で言うと期待感の有無だ。
岸田首相は「聞き方によって数字が違う」ので低い数字は気にしなくても良いような言い振りだったが、各社調査でバラバラな聞き方をしていてもなお共通していたのが中間的な回答が多かったことだ。つまり、支持でも不支持でもない層が今非常に多い。嫌われてもいないが、期待されてもいないわけだ。そして、こうした中間的な層から何か政治的得点で支持を獲得するのは至難の業だ。
今は不支持率も低いので今後のやりようによってまだ挽回がきくタイミングだが、早くもマーケットとの対話には失敗しつつあるように見える。過去、マーケットとの対話に失敗して長続きした政権はない。
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