「日本沈没」を世界配信 TBSとNetflixの強力タッグ第1弾 約30言語に字幕翻訳予定
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注目のコメント
期待します。日本市場より世界の市場の方がずっと広いです!日本のコンテンツが新しさでどこまで通用するか。通用するなら大きなパワーになります。
字幕起こしや翻訳は自動化が進んでいてスピードが上がりコストも劇的に下がってきた分野です。
海外でドラマを流すときに一般的なのは吹き替えだと思いますが、字幕に比べてコストと時間が圧倒的にかかります。声優見つけ、台本を描いてスタジオで撮るわけですから。スピード感のある撮って出しにどれくらいのパワーがあるかがわかると、最近の作品も字幕でもっとさまざまな国に積極的に売って行けるようになりますよね。楽しみです。
一方でライセンスのウィンドウ管理で稼いでいた国内DVD市場などは苦しくなりますね。パッケージは消えゆく市場、レンタルショップなどもなくなる運命だとは思いますが、ますます加速しそうです。コンテンツメーカーとして、世界に向けて作品を提供することになります。
2017年Netflixが又吉さんの小説『花火』をドラマ化して有料配信し、のちにNHK地上波で放送されたことがありました。この頃、来日した当時のNetflixアジア統括幹部の講演を聞きました。30代のアメリカ人女性でしたが、関西が舞台のディープな話にもかかわらず、中米エリアなどで支持が広がっていたという話は衝撃的でした。曰く「東京、京都、大阪は知っている。もっとディープなニッポンを見たいのでは・・・」この話は、その後の来日観光客の傾向にもつながっていると思いました。
「日本沈没」は小松左京さんの名作小説ですが、最初に映像化された藤岡弘、さん出演の映画は、沈没後の日本人の行く末を議論する過程がとても印象的でした。今季のドラマは、小栗さんが環境省の官僚、香川照之さんが地球物理学の博士役。昨晩ノーベル物理学賞に選ばれた真鍋さんの研究にも通じる、いまの環境問題を改めて考える作品にもなると思います。日本のテレビ局もコンテンツ競争に真剣に取り組まないと生き残れない時代であるという認識が広まりそうです。垂れ流し的な番組では、Netflixに買ってもらうような「ストック」にならないことを考えると、予算優先の番組作りも見直す必要があると思います。
NetflixはNHKにはアプローチしてるんだろうか?