2021/10/1

【気候ビジネス】脱炭素時代の「日本の生き残り策」とは?

NewsPicks編集部
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。
今回登場するのは、最旬のキーワードである「気候変動ビジネス」の内実に迫った新刊『グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす』(文春新書)をこのたび上梓した、ジャーナリストの森川潤氏(NewsPicksニューヨーク支局長)だ。
前編では、同書のエッセンスを紹介しながら、「脱炭素化」をめぐる世界の最新動向をひもといた。
この後編では、アメリカと日本の現状をつぶさに知る森川氏の目を通して、脱炭素化の流れから取り残されつつある日本が生き残る道を探ってみたい。
INDEX
  • 日米の「温度差」の正体
  • 気候変動が「貧富の差」を生む構図
  • 声を上げる「Z世代」
  • 「我慢」よりもイノベーション
  • 活路を絶たれた「再エネ後進国」
  • 日本のチャンスは「食」にあり