2021/9/24

【提言】ソーシャルイノベーションは明日、あなたにもできる

野村 高文
NewsPicksエディター／音声事業 プロデューサー
社会問題を解決する「ソーシャルイノベーション」を起こすヒントを与えてくれる『これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。　スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー ベストセレクション10』。
社会変革リーダー向けの雑誌・WEBメディア『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー（SSIR）』に掲載された論文から、重要な10編を選んだ一冊だ。
この英語版のSSIRを日本の人々にも気軽に読んでもらえるように、と日本版(SSIR-J)のWebサイトが2021年8月にオープンした。来年1月には、雑誌の創刊も見込む。
SSIR-Jの共同発起人である井上英之氏は、日本のソーシャルイノベーションを牽引してきた先駆者だ。
アメリカのジョージ・ワシントン大学大学院でパブリックマネジメントを学んだ後、帰国し、2001年よりNPO法人ETIC.と日本初のソーシャルベンチャー向けプランコンテスト「STYLE」を立ち上げ。
その後、社会起業への投資団体「ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京」を設立し、NPO法人フローレンスをはじめ、数々の法人が世に出るサポートをおこなった。
そんなソーシャルイノベーションのキーマンが、このメディアで何を仕掛けようとしているのか。インタビューをお届けする。
INDEX
  • 原点は「企業フィランソロピー」
  • 奥尻島やワシントンDCで得たもの
  • これは一部の人のものではない
  • 実務で活かされることを意図
  • 「わたし」を主語に戻す

原点は「企業フィランソロピー」