ネット診療の患者負担が割高 平均900円加算、普及阻む
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ビデオ通話などを用いるオンライン診療の患者負担額が通院時より高くなるケースが相次ぎ、利用拡大を阻んでいる。日本経済新聞が東京都内の医療機関を調べたところ「システム利用料」などの名目で平均約900円の保険外費用が生じていた。
確かに料金の違いはオンライン診療の拡大を阻んでいると思います。一方で、料金の違い以前にオンライン診療そのものに拡大を阻んでいる要因が他にもあると思います。オンライン診療の精度の低さやそもそもオンライン診療ができる病院が少なく、利用できることが認知されていないことがあるのではないかと思います。体調が悪ければ出来るだけ家から出ようとせず、多少オンラインの方が高いとしてもオンラインでの診療を選択すると思います。そのため、料金の違いとは異なる要因がオンライン診療を阻んでいると思いました。
注目のコメント
これは不思議。医師会の言うように触診が大事ならば、対面医療の方が高付加価値なので料金は高くなり、オンラインは安くなるのが経済原則のはず。診療報酬制度の問題!?
無論、オンライン医療のプラットフォームを提供する業者も、より低価格のサービスを提供すべきだと思います。なんだか不思議な現象。しかし、インターネット勃興期には銀行でもネットバンキングだと追加の利用料を取られるとか今からは想像できないことも実際に起こっていました。今となっては何でも対面の窓口を利用するよりインターネットバンキングで済ませたほうがお安くなってます。システム開発の投資回収ができるまではこのような現象が起こってしまうのだと推察します。
保険診療3割負担で対面で1,070円、オンラインで850円。
自己負担は対面で0円、オンラインは無料と明記するのは8機関。平均889円で、4000円近く請求するケースもありとの記事。
医師の立場的には、直接患者に触れられないなど医師が得られる情報に制限があるから、対面より点数は低いよねって話。
ただ、コロナ禍の中等症以上の自宅療養等の様相を反省すると、災害特例での報酬単価増などや、僻地など地域ごとの点数変動(介護報酬はありますからね)、批判もあるだろうが、オンライン診療の受診数によった加点などの報酬体系はいかがなのでしょう。
自由診療だから各医療機関で自由に価格設定はできますが、まぁ、オンラインなので患者側が医療機関をもうすこし自由に簡単便利に選べる仕組みがあると解消しそうな気もします。