これから「みずほ銀行」に起こる、ヤバすぎる現実…システムの「爆弾」を誰も処理できない
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まだ辛うじて現役のSEですが、平成の初期COBOLでコードを書いていた身として、55歳から65歳までの経験者を募集すればそれなりに集まると思うのですがね、それに汎用機言語のなかでCOBOLはわかりやすい言語でこれがネックだったとは信じがたい。
ただCOBOLといっても各社翻訳ツールみたいなもの富士通だったらYPSだとかUNISYSならcobolマクロ(名前は忘れた)みたいなもので書いた記憶がある。言語の問題はさておき、障害の根本原因は結局人と人の問題で、設計段階で各社の情報が正しく伝わっていなかったことが根元にあるような気がする。それに十分なスケジュール管理やテスト管理が行われていたかも。統合当時の障害記事を見ると限りなく怪しい。やはり過去の出身母体を乗り越えた現場を鳥瞰できるような組織作りが先決で、システム以前の問題がここのことを大きくしているとしか思えない。
注目のコメント
別の合併メガバンクの人が言っていたのですが、以下の話が心に沁みました。
特に、合併時に、どの部分で降りる、引くを決めるかはトップの仕事というところ。
・システムはつなぎ合わせは、やばい。どれか一つのシステムを活かして、他を吸収するのが良い
・銀行の名前は、A社が取る。英語名はB社が頭をとる、システムはC社を採用する、などが、良い統合ではないか
・その際にはトップが「我が社はここは降ります」と言わなくてはならない。部下はトップを守ろうとする。トップしか、降りる、引くの決断はできない
経営者の覚悟、経営判断が、その後に長く負の遺産を残すことになりますね…他山の石にします。
話は変わりますが、デジタル庁が発足し、これから各自治体がDXを進めることになります。日本の基礎自治体(市区町村)は、1741あります。
それぞれがシステム化を進めた結果、どこかで、市町村合併とか、起こる可能性は十分あると思います。(今までも市町村合併は、良くありましたし、これからも、少子高齢社会で人口減少しますし)
その際には、システムの統合が必要になります。
その時に、このようなことを繰り返さないことを今からデジタル庁は意識しておかないといけないと思います。
市町村合併して、自治体システム止まりまくり、住民票でないとか、マイナンバー流出とかしたら、大変ですので…。システム開発から離れて長いのですが、記事中にあった「バッチ処理は時代遅れ」ってホントですか。夜間バッチ対応の夜番経験者としては感慨深いんですけど。
しかし、システム障害多発ですが、経営統合の際のシステム統合方針について、教科書に乗りそうな事例ですね。おそらくこの事例引けば、「M&A後のシステムは新しく作り直しましょう!」と言いやすくなりそう。これ見るたびに思いますが、COBOLは帳票操作が得意な良い言語ですよね。そんなに難しい言語でもない。お金払って人間扱いしてくれる現場なら参画するエンジニアはいくらでもいるでしょう。
そうなってないということは、どこか他に問題があるということです。使用言語の問題ではない。
普通はこの規模の仕事なら実績にもなるしやりたがる人は沢山いるはずですが、「他に仕事のないエンジニアが仕方なくやる仕事」に成り下がってましたもんね。