【新】一流クリエイターが、世界を「観察」する方法
インプットの質が良ければ、最終的にアウトプットの質も良くなる。インプットの質を高めるのが「観察力」だ。
- 「わかる」ことが観察の目的ではない
- 「観察サイクル」をドライブさせる
- 「いい観察」と「悪い観察」の違い
- 観察を歪める「メガネ」に注意
- 世界を「ありのまま」受け入れる
インプットの質が良ければ、最終的にアウトプットの質も良くなる。インプットの質を高めるのが「観察力」だ。
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素直な感覚でバイアスなく観察するのは、大事ですよね。
でもその後に自分なりの学びを結晶化するのには、自分なりの捉え方が必要でそこには、バイアスをおかざるを得ないのでそのタイミングの切り替えの妙みたいなことが難しいし重要だと感じて読みました。
これまで出会った経営者(CEO)で、凄いなと感心した方々の共通点は、まさしく観察力の凄さです。そして、「観察力=好奇心」だと私は思います。
どんなに観察を深めようと努力しても、そもそも好奇心がなければ、表面上の観察に終わってしまう。好奇心は、物事を俯瞰的に、かつ多角的に観察できるカギです。以前勤めていた会社で、「好奇心」がコアコンピテンシーの一つで、最初はピンとこなかったもの。ところが、その外資系会社の本国のCEOが、まさしく好奇心のかたまり。結果報告をすると、why? Why? Why? と答えた内容にさらに質問が続き、問いにより最初に見えていた姿とは違う姿が発見できたものです。まさしく観察力。
モノに限らず、人への観察力=好奇心、つまり興味を持つことも大事ですね。なぜなら、「人は自分へ興味を持つ人に興味を持つ」から。観察力=好奇心は、日頃の仕事&人との関係性を豊かにしますね。
観察力は想像力と並んでめちゃめちゃ大事と思います。ダイヤモンドハーバードレビューの2016年9月号にあるクリステンセン教授の論文では優れた経営者の5つの資質の1つとしてあげられています。
バイアスの本当の難しさはそれが無意識であることです。「バイアスがあるから観察が重要だ」というよりは「ちゃんと観察しているつもりでもバイアスがかかっていると思った方がいい」というスタンスで臨むこと、そして1人では限界があり、漫画家にとっての佐渡島さんのように、いいパートナーを持てるかがカギではないでしょうか。
良い観察とは「物事に対して仮説を持ちながら、客観的に物事を観て、仮説とその物事の状態のズレに気づき、仮説の更新を促す」とあります。
毎日、目をつぶって生きているわけではないので、何かを観察をしています。しかし、そこから得る学びの量は人それぞれです。
実際、漫然と物事を見ても、ひっかかりがなく、刺激が少なく、すぐ飽きてしまうのですが、「自分はこう思っているんだけど、実際はどうだろう?」と、仮説を更新するためですと脳が活性化され得られる情報量も増えていきます。
もちろん、観察の質を高めるためにバイアスを取り除く意識も必要ですが、とっかかりとしては、仮説に基づいた観察から始めると刺激が増えて楽しくなっていくので、おすすめです。
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