ワクチン2回接種 人口の50%超に 接種開始から7か月 政府公表
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現在のワクチン接種率は次の通りです。1回目の接種率で遂に米国を上回り、今の勢いなら2回目の完了で追い越すのも遠い先ではないでしょう。8月30日までの1週間の人口10万人あたりの新規陽性者数と死者数を併記しています。
日本 63%(うち2回完了 51%) 97人(0.4人)
アメリカ 62%(うち2回完了 53%) 395人(3.6人)
ドイツ 66%(うち2回完了 62%) 88人(0.3人)
フランス 73%うち2回完了 73%) 131人(0.7人)
イギリス 71%(うち2回完了 65%) 364人(1.2人)
“専門家”も都道府県知事もメディアも野党を始めとする多くの政治家もワクチン接種の遅れと感染対策の甘さを追求して政権を一つ潰したけれど、人口当たりの累計陽性者数と死者数が欧米の10分の1から15分の1程度にとどまって、足元の人数も欧米諸国より少なくて、昨年9月に発足した政権がワクチンの承認を急がせ多くの人が不可能と見た一日100万件の接種目標を半ば強引に押し通し、官邸自らワクチン交渉に臨んで前政権以来の遅れを取り戻してここまで来たことは、もう少し評価されて良いんじゃないのかな・・・
日本のワクチン接種と感染の状況を冷静に捉え、如何にしたら行動制限を撤廃して日本の衰退を止められるか考えることが重要な局面だと思うけど、“専門家”や医師会、都道府県知事、そしてメディアの多くが未だに感染防止の重要性のみを喧伝し、医療体制整備、接種証明の活用といったことについて、申し訳程度にしか触れないのが不思議です (・・;
注目のコメント
これで何が変わるわけでもありませんが、かなり心強いデータですね。
始まりは2,3月頃からで、9月に半分。ここから10,11月で終了を目指しています。最近は接種率で米国も抜き、後半凄まじい追い上げを見せています。
最近になってアストラゼネカの使用が始まりましたが、mRNAワクチンのみでここまでの接種率を達成できているのは大きな成果と言えるでしょう。ワクチン確保から接種まで、初動の遅さはありましたが、ここまでたどり着いたのは素晴らしいことです。
デルタ株の出現により、ワクチンによる感染の完全なコントロールは難しいだろうと考えられています。しかし、感染率・重症化共に抑えられるのは事実であり、ゲームチェンジャーであることには変わりありません。
もし迷っている方がおられたら、今からでも是非打つことを検討してください。どんどん変異をするウイルスへの対策としても、変異させない為に感染自体を減らすのが効果的です。
また今後、ワクチン接種済みの方が増えれば、接種後感染の率は必然的に上がってきます。未接種と既接種が1:1なら、ワクチンで感染を1/10にできたとしても、感染者の約1割は既接種ということになります。(雑な計算ですが)
これを率だけ見て「意味がない」と取るのではなく、全体の感染者数が抑制できるという全体像の把握をすることも大事です。4月1日時点のワクチン接種率は英国は45.92%、米国は29.60%、欧州は13.05%であり、今の日本と比べればかなり低いものでした。それでもQ2の成長率はEAで前期比年率8%を超え、米国では6%を超えたわけです。一方の日本はご案内の状況です。
こうなってくると日本は一体何のためにワクチン接種率を必死に引き上げてきたのかという疑問を抱かれます。せっかく重症者・死者が劇的に抑制されたのに、経済活動に踏み込まず、分科会は「緩み」を理由にブレーキを踏み続け、現状に至っています。このままでは接種率が50%でも90%でも日本経済が劣後を脱却するのは不可能だと思います。ワクチンは手段に過ぎず、目的としての経済正常化が忘れられているように思います。そしてまだ接種したい人が接種しきれていないという状況も、接種率が頭打ちではないという点ではポジティブな要素。もちろん接種したい人ははやく接種できるようになってほしいですが。
これだけ順調に接種が進んでいるのはよい意味で予想以上やと思います。関係各所の皆さまはじめ、ワクチンの情報提供に尽力している専門家やメディアの皆さまのおかげです。わたしも微力ながらわかりやすい情報提供を続けていこうと思います。