2021/9/17

【坂野晶】心の中のワクワクに、素直になろう

ライター&エディター
21世紀の課題である「ごみ」問題。日常であまり意識する機会は多くないが、私たちが排出したごみの処分は、環境に負荷をかけている。

そんな課題の解決に取り組むのが、坂野晶氏だ。「ゼロ・ウェイスト」を自治体として日本で初めて宣言した徳島県上勝町で、ごみの削減に取り組んできた若きリーダーだ。

坂野氏が理事長を務めていたNPO法人「ゼロ・ウェイストアカデミー」は世界から注目を浴び、自身は2019年のダボス会議で共同議長の一人に選出された。坂野氏の経験とともに、ごみ問題の未来を考えてみたい。

働く場所は「貢献したい場所」

もともと私は、モンゴルに向かう前に少しだけ就職活動をしていました。そんな中、ある先輩から言っていただいた一言で方針が変わりました。