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【分析】10社の財務データが示す、企業の「本当の実力」

NewsPicks編集部
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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    さすがテック領域を長くつぶさにウォッチされている平岡さんだけに充実した渾身のコラム。素晴らしく味わい深いです。

    コラムの内容については特に補足しようがないのですが、平岡さんがコメントされているとおり、ひとつの会社を分析する際は10年といった長期間遡ることが大切です。

    特に、クールでイケているグローバル企業の謎を紐解く際、私はアニュアルレポートや統合報告書を20年くらい遡って歴史をつぶさに分析するようにしています。

    そうすると「へ~、この時点でこんな大勝負をしていたんだなあ」と感激することがたくさんあります。で、そういう企業は、いかに中長期的な視点を持って持続可能な投資に取り組んできたのかがよくわかるんです。

    欧米企業は短期的経営、日本企業は長期的経営。これは長らく語られてきた迷信ですが、実際のところは21世紀に入ってから目につくのは、日本企業の方がショートターミズムの呪縛に駆られてきたケースが多いということ。

    近年注目されているESGやサステナリビリティの観点からはますますその傾向が顕著になっています。

    なので、イケてるグローバル企業をベンチマークすると、いかに持続可能な成長を志向してきたのかがわかるケースが多いですし、その企業に敬意を表したくなるし、愛着も湧いてくるというものです。

    どうしても競合他社を紐解こうとすると、つい批判的に見てしまいがちですが、虚心坦懐に敬意と愛着を持って分析すると、自社へのヒントが見えてくるはずです。


注目のコメント

  • NewsPicks ジャーナリスト

    「企業版ピンピンコロリ」

    直近まで「増収増益」を続けてきたピンピンの黒字カンパニーが、ある日突然に業績下方修正を発表しては、瞬く間に下り坂を転がり落ちる。こうしたことが、たびたび起きて問題となっています。全然望ましくありません。

    10年間ほぼ赤字続きでも存続で来た船井電機という会社もあれば、「なにわのジャックウェルチ」と称された経営者率いる三洋電機が、数年後に経営に行き詰まるケースがありました。

    記者の身としても、黒字なのにまったく余裕が感じられない企業を多く見ており、その「もやもや感」をぬぐい切れない日々を過ごしてきました。そうして、最後に行きついたのが「キャッシュフロー10年分」でした。

    今となっては、まずは「キャッシュフロー10年分」を見る。これを見てから、「あ、そういえばこの会社の売上高はどのくらいなんだろ」と、ようやくPLを調べることも多々あります。ホントです笑

    もちろんキャッシュフロー分析には課題もあります。まず、年度ごとに振れ幅が大きいこと(裏を返すと、少なくとも10年分の推移を見ないとならない)。

    次に、研究開発費や広告宣伝費など、費用でしか計上できない「ほぼ投資活動」を増やすと、まるで稼ぎが伸び悩んでいるように映ってしまうこと。近年は、広告宣伝費を加味した利益水準を公表する企業が増えています。
    いずれは、研究開発費と広告宣伝費、場合によっては新たに採用した人材の人件費といった費用を、投資CFの類にカウントして企業分析したいと思う次第です。

    追記:コメントでご指摘いただいた通り、図にて投資CFを営業CFとしてしまっていたので、直しました。お詫び申し上げるとどもに、ご指摘ありがとうございました。


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    コーポレイトディレクション Managing Director

    初回の記事が入門編としたら、今回のCFについてはビジネスマンでも体感として理解できてない人も多そうな中で、初回の記事へのコメントでも書いた「CFは真実、利益は意見」が、豊富な実例を交えて分かりやすい大変良い記事でした
    結局、一言で言えば事業としての「稼ぐ力=CF創出力」が全ての根本であり重要ということではあり、利益を見ていても問題ないことのほうが多いですが、利益が出ててもキャッシュを食ってしまう状態や(売掛とか)、会計によって操作できてしまうポイント(資産計上、減価償却とか負のれんとか)がいくつかあるので注意しましょう、ということですね
    再生フェーズの企業はよりシビアで、とにかく資産売却してキャッシュにしないといけない一方で、売却で特損が出ると資本不足になる(会計の問題でつまる)という状況になったりします


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    スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

    凄くまとまっていて事例もあってわかりやすいですね。このまま本になりそうな内容です。

    企業分析、財務分析は多くの企業を見れば見るほど慣れてくるので、是非これを読んで興味を持った方は1社興味のある会社で分析をやってみたら、楽しいしより理解が深まると思います。

    こういう企業分析を理解した上で、分析自体は過去のものを見る力ですので、これを将来の企業戦略や財務戦略生かしていける思考力が備わっていくると、経営力の向上にも物凄い力になると思います。


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